3.5寸角材でのシンプルなベンチを作りました。
柏の資材置き場に良さそうな材料がありましたので、ベンチを作ります。
寸法です。
・高さ390ｍｍ
・幅1500ｍｍ
・奥行400ｍｍ
・色 オイルステイン ウォルナットxライトオーク調合 クリアー仕上げ
※接合は、ステンレス寸切りボルトを使用ですが 緩みの心配は低いと感じますので
ダブルナットは施してません。
また、屋外での使用を想定して塗装は全面施してますが
出来れば 雨ざらしの環境は避けて軒下等での使用を推進致します。
※製作のポイント
・塗装前に磨き作業を行う為、水洗いは無しです。
・古材の為、反り捻れがの強い材がある為に これをそれなりに収めるのが
一番の苦労した点です。
あまり、鉋作業に慣れてない身分ですが 慎重に行いました。
古材 廃材を扱う上で やはり 釘の処理 材の反り等 避けられないです。
鉋かけでの調整の為、誤差が生じ 各部同寸法ではズレる為に それを合わせるのにも
神経を使います。
※アピールポイント
・一見しては、雑な仕上がりに見えますが とにかく
古材感を残しつつ シンプルな内容 綺麗めにも 私なりに表現できたかと感じます。
完成後、重量を図る設備が無く 推測で35-40キロ程度かと察します。
強度的にも 申し分ないです。
廃材で ローテーブルを作る。
①
・柏の資材置き場より持ち帰りました材料です。
先に作業場で材料は刻んでおきました。
先ずは、25mm厚の杉板を
虫喰部分をえぐって綺麗に剥いで
軽くワイヤーブラシで磨き パテ処理を3度行いました。
※釘抜き ビス抜きの作業無く
磨きを行うので、洗浄も行っていません。
②
・脚部です。
この様に組み ネジは見せたく無い為に
12mmダボ穴を開けて そこからネジ留めして穴は、木ダボで埋め込みました。
また、幾らか材料に割れが見られましたので 少し整えて調整しました。
③
・しかし！パテ処理した天板のみですと
強度的に不安なので、裏側に12mmの杉板をあて それをフィニッシュネイルで固定し ネイルの跡は傷消しクレヨンを擦り込む。
④
・脚部と天板の接合です。
天板裏の脚の接合は その板の奥行きに対して、約100mm短くしましたので 間隔をあけるべく四隅に 養生テープの幅が丁度良くそれを貼り付けて 基準にしました。
浅く天板上面に12mmダボ穴を
開けて、そこからネジ留めしました。
木ダボでは穴が浅く効かないと判断しましたので、木工パテ処理を施しました。
後は 塗装ですね。
その前に 磨き作業は
オービタルサンダーを使用しての
#60-#120-#240-#400です。
⑤
・塗装は ワトコオイルのドリフトウッド+マホガニーで調合を行いました。
商品説明通りに ２度塗り後に#400で磨きました。
⑥
・ワトコオイルで塗装完了で完成！
で良かったのですが、蜜蝋ワックスを
軽く塗ってみるか！？と思い付きで
スポンジで塗って 完成しました！
今回 初の廃材での製作を試みましたが、予期せぬ行程が発生したり
トラブル発生の確率も高いですが
楽しく 興味深く作業を行いました。
